京葉中部教会の献堂式が行われました。
建物は昨年の10月には完成していましたが、コロナウイルス対策で延期になっていました。
献堂式プログラム
讃美歌 458-1.2(信仰こそ旅路を)
聖書 詩編 127篇1節 司会者 石井 浩
祈祷 司会者(下記参照)
会堂建築経過報告 山本友子
式辞 山本光一牧師
祝辞 千葉内房分区長 大村 栄牧師
感謝状と記念品の贈呈 中山卓郎設計士
シー・エス・ホーム株式会社
讃美歌 83-1(聖なるかな 聖なるかな)
祝祷 千葉支区長 岸 憲秀牧師
祝会 会堂で活動する団体紹介
閉会祈祷 金元祥郎
祈祷については動画が有りませんので写真の下に文章で保存致します。
聖 書 (詩編127-1)
主御自身が建ててくださるのでなければ
家を建てる人の労苦はむなしい。
主御自身が守ってくださるのでなければ
町を守る人が目覚めているのもむなしい。
祈 祷
天地を造り、全てを治め給う、父なる神様。御名をあがめほめたたえます。
今日の聖日も、私ども命を与えられ、教会に集い、あなたの御前にて祈ることができますことを感謝いたします。
神様、私たちの長年の懸案でありました教会堂が完成いたしました。
今日ここに愛する兄弟姉妹らと共に「献堂式」を執り行うことができますことを、心より感謝申し上げます。
私たちの京葉中部教会は、初代の石丸実牧師が種を蒔かれてから60年の年月を迎えようとしています。私たちは、これまで教会堂を持たずに、幼稚園の園舎を会堂として宣教活動を続けてきました。常に「隣人とは誰か」とあなたに問われながら歩んできました。ある時は、高度経済成長期に繁栄する日本社会の裏で、日本企業により搾取されているアジアの人々、ある時は、大国の利害によって戦争に巻き込まれている人々、ある時は日本で厳しい環境のもとで働かざるを得ない外国人労働者の方々、ある時は偏見や差別を受け、心に抱えきれないほどの重荷を抱えている方々など、時代時代の社会の動きに向き合いながら、信仰が「内向き」になることにお互いに警鐘を鳴らしながら信仰生活を送ってきました。
そして、2016年度の教会定期総会にて、この世の人々を隣人とし、この世に仕えるための教会堂を建築することを決議し、5年の歳月を経て本日の献堂式を迎えることができました。
昨年、経験したことのないコロナ禍にあり、緊急事態宣言が発出されるなど大変な困難な状況にある中で開始された建築工事も、あなたの良き力に不思議にも守られて、ついにこの工事を完成させてくださいました。
この会堂建築のために、大変長期にわたり設計管理をしていただいた中山卓郎設計士、また、困難な状況下にありながらも安全にそして計画的に工事を管理し、完成させていただきました株式会社CSホームの皆様、また、会堂建築献金にご協力いただきました全国の教会をはじめ、多くの方々に深く感謝申し上げます。
今、私たちは、信仰をもって、この教会堂をあなたの御前におささげいたします。私たちは、この世の人々を隣人とし、この世に仕えるものとして教会の宣教活動をさらに推し進めます。この世には、人間らしく生きることが困難になるような問題が集積されています。子育てに悩んでいる方、居場所を失い孤独の中にいる方、平和な生活や人権を脅かされている方、そのような方々全てに開かれた教会となるように、どうか御心ならばこの教会堂を用いてくださるようお願いいたします。
父と子と精霊にいますあなたに、あらゆる栄光とほまれとが永遠にありますように。この願いと感謝とを私たちの尊き主イエスキリストの御名によってみ前にささげます。
アーメン